2024年9月30日(月) 15:00~15:40
於:党本部平河クラブ会見場
石破新総裁と新役員
【冒頭発言】
(石破総裁)
新役員の記者会見に先立ちまして、お時間を頂きまして、冒頭、私より発言をさせていただきます。明日、10月1日、国会の首班指名で内閣総理大臣に選出されれば直ちに組閣を行い、政権を発足させたいと考えております。新政権は、出来る限り早期に国民の審判を受けることが重要であると考えており、諸条件が整えば、10月27日に解散総選挙を行いたいと考えております。
これは、全国の選挙管理委員会などの選挙準備の観点から本日表明をさせていただくものであります。私からは以上です。
質疑応答
- 読売新聞です。今回、党総裁として衆院解散総選挙を表明することとなられたと思います。解散権を持つ総理に就任される前ではございますが、適切であるとお考えでしょうか。また、この選管の準備以外に、表明を急がれた理由についてお聞かせください。
- (石破総裁): お答えします。今、申し上げた通り、総理に選出されればという仮定の上で申し上げているところでございます。ご指摘のように、今、内閣総理大臣でないものが、このようなことを行いますのは、かなり異例なことであるとは承知いたしております。従いまして、されればということを申し上げました。従いまして、これが不適切なものだというふうに考えておるわけではございません。
この理由として何なのだと、選挙管理委員会などの選挙準備の観点からというふうに申し上げました。それ以外に理由はございません。これが、全国、遍く、きちんと選挙が行われるということでなければなりません。同時に、最高裁判所裁判官の国民審査を伴うものでございます。全ての国民に参政権を基づきます投票の権利が、間違いなく行使をされるということは憲法上の要請からも極めて重要なものでございます。そのような理由で、ただいま申し上げたところでございます。
- NHKです。石破総裁は野党の方々と論戦を交わした上でご判断いただきたいというふうに仰っていたこともありました。野党側は既に予算委員会で議論をしてから解散をするべきであると反発をしております。予算委員会などを開催するお考えはあるのでしょうか、ということと、もしされない場合、以前、仰られたような十分な議論は尽くせているとお考えでしょうか。
- その点は私が総裁選挙の間に申し上げたことはその通りであります。従いまして、衆議院、参議院におきます所信表明、それに伴います、当然のことではありますが、質疑というものはきちんと行うという事でございます。その他、予算委員会あるいは党首討論、これも委員会形式でございますけれども、その開催につきましては、これは国会のご判断というものがございますので、それに従いたいと思います。いずれにいたしましても、国民の皆様方にご判断いただける材料というものをきちんと整えるような努力は続けて参りたいと考えております。
【冒頭発言】
(菅副総裁)
この度、副総裁を拝命いたしました菅義偉であります。我が国は、今や経済・安全保障・少子高齢化など極めて難しい課題を抱えております。そうした中で石破新総裁を先頭にそうした課題について取り組んで国民の皆様の負託にお応えしていきたい、そんな思いで頑張っていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
(森山幹事長)
幹事長を拝命いたしました、衆議院議員の森山裕です。まず、申し上げたいことは、私はまさに浅学非才であります。また、どちらかと言うと高齢者の部類に入ります。しかし、わが国はもう平均寿命がもう84歳を超えました。若い人の意見も高齢者の意見もしっかり受け止める政治をしていくということは大事なことではないかなと思っております。石破総裁が目指しておられる国づくりのために微力を尽くして参りたいと思います。
皆さん、ご承知の通り、世界の中の日本を考えましても、また日本の経済状況を考えましても、特に経済につきましては、新たなステージへどう転換できるかという極めて大事な時期を迎えておりますので、党内の融和に十分配慮しながら、また野党の皆さんとの協議もしっかりやらせていただいて、わが国の政治の間違いなきを期して参りたいというふうに考えております。また、皆さま方の色んな意味でのご指導、ご意見を承れれば大変ありがたいと思います。
(鈴木総務会長)
先の総務会におきまして、総務の互選で総務会長に選任されました鈴木俊一でございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。私は2019年から一年間総務会長をさせて頂きました。その時の経験も踏まえて、今回もしっかりと職務を果たして参りたいと思っております。ご承知の通り、総務会は自民党にとりまして、常設の最高意思決定機関でございます。自民党は幅広い政党であるわけでありますので、色々な法案等によりましては、まさに侃々諤々の議論が戦わせられるわけでございますが、いくら激しい議論があったとしても一旦決まれば、所属国会議員が全員それに従うという、そういう良き伝統が自民党にはございます。まさにその良き伝統をしっかりと守っていく為にも総務会の運営をしっかりしなければいけないと思っております。船出いたします石破政権、党の立場からしっかりお支えすることが出来ますように、私も総務会長という立場で頑張らせていただきたいと思っているところであります。
(小野寺政調会長)
政調会長を拝命いたしました小野寺五典です。はじめに能登地方での大雨により亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。能登半島地震からの復興の途上という中もあり、政府とも連携し、被災者、地元自治体をしっかりと支援していきたいと思っております。政務調査会としては物価上昇を上回る賃金上昇を実現するため、新しい資本主義をさらに加速化していくとともに、物価高対策、子供政策、子育て支援など、これまで取り組んできた施策を着実に実行して参りたいと思っております。
また、現在、わが国を取り巻く安全保障環境が非常に厳しくなっており、明日、首班指名が行われるなど、政権の移行期に入っておりますが、そうした中にあっても政府との間で連携を一層強化し、隙のない態勢を確保していきたいと思っております。さらに、旧優生保護法に関する判決への対応や公職選挙法の改正など、現在超党派の議員連盟や与野党間の場の協議で、議論が進められておりますので、合意の整ったものから順次、党内の議論手続きを進めて参ります。併せて人口減少対策や、地方創生、防災体制の強化など、石破総裁が総裁選挙で掲げた政策についての議論も促進し、党の政策として仕上げていきたいと思います。
先ほど、石破総裁から衆議院の解散についての言及がありました。私どもとして解散に向けて速やかに政権公約の取りまとめに入っていきたいと思います。以上です。
(小泉選対委員長)
改めまして、石破新総裁より選挙対策委員長を拝命いたしました小泉進次郎です。選挙対策委員長の大事な仕事は、一人でも多くの仲間を当選させることです。まず、最優先は目の前に迫っている衆議院の総選挙に向けて準備、そして対応に専念したいと思います。そして来年は重要な参議院選挙も控えています。この参議院選挙についても参議院の方々とも十分に連携を深めながら、しっかりと準備を進めて参ります。そしてまた、こういった日でも、常に全国では各級の選挙が地方の選挙も行われています。地方の組織としっかり連携して、この各級選挙についてもしっかりと取り組んで参ります。最後になりますけれども、この選挙に向けて党一丸となって石破新総裁の下、しっかりと結果を残せるよう、全力を尽くして参ります。党執行部の皆さん、そしてまた党、一人一人の議員、そしてまた職員の皆さんとも連携して、党の力を最大限発揮できるよう頑張って参ります。
なお、明後日でありますけれども、このような状況でも能登の被災地の復興はしっかりと進めて参りますので、私も能登に伺いまして、現場にしっかりと耳を傾けて参りたいと思います。今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。
質疑応答
- 朝日新聞です。新たに役職に就かれた皆様にお伺いします。就任にあたりまして、石破総裁からどのような指示、声掛けがあったか、また今後、石破政権をどのように支えていくかお考えをお聞かせ願います。
(菅副総裁): 石破総裁からは全体を取りまとめる、そうしたことを務めてほしい、そうしたご指示がございました。それと、現在、控えています総選挙や来年の参議院選挙に向けて党内がしっかりと対応することが出来るように、そうしたことをしっかり行ってほしい、そうしたことがございました。
(森山幹事長): 党内の融和に務め、来たるべき衆議院選挙、来年の参議院選挙で良い結果が出せるように、それぞれの立場で頑張ってほしいというご指示でございました。
(鈴木総務会長): 総裁からは、先ほど申し上げた総務会の最高意思決定機関ということを踏まえて、総務会の運営においてしっかりとした決められる政治を実現してほしいと、そういうお話があったところでございます。決められる政治にするためには、まず議論が必要です。総務会におきましては、時間の制約はあるかもしれませんけれども意見のある方にはとことん発言をしていただきたいと、それを通じてしっかりと石破政権を支えていきたいと考えております。
(小野寺政調会長): 石破総裁からは、石破総裁が総裁選で訴えた日本を守る・国民を守る・地方を守るなど、日本の未来を守り抜く政策について党の政策としてしっかり仕上げていただきたい、そして解散総選挙に間に合う素晴らしい公約を作っていただきたい、そのような指示を受けました。
(小泉選対委員長): 石破新総裁からはまず、一人でも多くの仲間を当選させること、そのことに全力を尽くしてもらいたいと、そして副総裁、幹事長、総務会長、政調会長、執行部一丸となって全力で選挙にあたってもらいたいと、私としてもそういった新総裁からの想いを受けて全国の選挙で、現場の地方の多くの方々の声を伺う機会も多いですから、そういった現場の声、地方の声をしっかりと党の執行部に持ち帰ると、選挙対策委員長という立場でそういったことの役割もしっかりと果たしていきたいと思います。
- NHKです。まず、森山幹事長に事務的な確認をさせて頂きたいのですが、先ほど、石破総裁が27日に解散を行いたいという事でしたが、これは9日の解散、15日の公示、27日の投開票で間違いないかということをお伺いさせてください。また各役員の方にお伺いしたいのですけれども、去年末から政治資金パーティーを巡る問題で自民党は国民からの信頼を欠いた状態となっています。信頼回復に向けてどう取り組まれていきたいのか、それぞれのお考えをお聞かせください。
(森山幹事長): 国民の皆様からの信頼回復に向けては、さらに努力をしていかなければならないと考えております。
27日の投開票という事を先ほど総裁が述べられましたが、その為にはやはり15日の公示ということになるのだろうと思います。逆算をして参りますと、1日に召集をされるわけでございますから、その後の日程については現場で協議をして決めていくということになると思います。予算委員会等についてのご発言がありましたけれども、やはり国会の審議というのは本会議での議論というのが非常に大事だと思っておりますし、そのことは所信に対して衆参で代表質疑をお受けになるということも現場で協議が始まっていくのだろうと思います。また、予算委員会にするのか、あるいは党首討論という形でやるのかということも色々選択があるのだろうと思いますが、そこは現場での協議をしっかりとやっていただけるのだろうと思っております。27日に投票という前提で考えていくのだろうということに尽きるのだろうと思います。(菅副総裁): 政治資金の問題については先の国会で法案を作り、そしてそれに基づいて実行していく、それだけでは足りなくて今度の選挙戦においても、地元で支えて下さっている皆さんからしっかり意見を聞いた上で対応していくということが大事だというふうに思っております。
(鈴木総務会長): 自由民主党、政治資金を巡る問題で国民の皆様方から大変大きな政治不信を受けているところでございます。それに対して、先の国会においても規制法の改正等、行ってきたところでありますし、党におきましても党則に則った対応をしたところでございます。しかし、政治不信を解消するということには時間がかかると思いますけれども、しかし、我々が深い反省の上に立って行動していく姿をしっかりとご理解をいただく、そして石破総裁も総裁選挙の折に、ルールを守る自民党でありたいと、こういうことも仰っておりました。決められたそれぞれの規制法におけるルール、そういうものを決して逸脱することのないよう、しっかり守っていく、その積み重ねによって政治不信というものを解消すべきであると、そういうふうに考えます。
(小野寺政調会長): 私も今回の解散総選挙においては、この政治資金の問題について大変大きな国民の関心事、そしてまた判断の材料ということになると思っております。石破総裁の総裁選公約でありますルールを守るという事、これをしっかり今回も公約の中に入れ、そして国民の信頼回復につなげていきたい、そのように思っております。
(小泉選対委員長): 私は今回の総裁選の中を通じても、石破新総裁ともこの政治とカネの問題、議論を深めて参りました。そういった中で、今回、石破新総裁の下で早期の解散、こういった判断、思いの中にはやはり、今まで党の中での処分、そして岸田総理のトップとしての責任をとる形での退任の表明、こういったことを受けてもなお、やはり今まで石破新総裁の訴えて来られた政策も含めて国民の皆さんに、審判を仰ぐ、その基盤の上に政権を進めて、政策を前に進めていきたいというまさにその信頼回復をしっかりと国民の皆さんと共にスタートしたいと、そういった思いだと、私は受け止めています。そのための一員としてしっかりと頑張ってまいります。
- 共同通信です。森山幹事長に伺います。政策活動費の在り方について、総裁選では廃止も含めて議論になりましたが、今後の運用についてどのようにお考えでしょうか。あと、今回の党内の人事で最高顧問が創設され、麻生太郎前副総裁が選出されましたが、この創設と選出の理由について伺います。
- (森山幹事長): 麻生先生が党の最高顧問をお引き受けをいただいたことは、大変ありがたいことだったと思っております。長い間の政治経験を持っておられますし、また総理としても経験を持っておられますし、時々私もご指導いただくことがありますけれども、私にはない視点でものを見ておられる。そして国家の繁栄のために、いろんなことをお考えになっているということがよく分かりますので、最高顧問をお引き受けいただいたことは大変ありがたいことだったと思いますし、また、石破総裁が新しく最高顧問としての位置づけをしっかりされて、任命をされたことも良いことだったなと思っています。
また、政治資金の問題等につきましては、前回の国会で、法律が成立をしておりますけれども、その中でも今からまた決めていかなければいけないこともありますし、その議論する基礎は、岸田総理の主導によって、党としては出来上がってまいりましたので、野党の皆さんの意見もしっかり聞きながら、位置づけをしていくということが大事なことではないかなと思っています。
- 毎日新聞です。森山幹事長にお伺いします。今回の新体制の陣容ですけれども、総裁選で最後で石破候補を支持した方が多いように見受けられますが、高市候補の票差はわずかでしたけれども、今後幹事長としてどのように挙党体制を築いていくお考えか、教えてください。
- (森山幹事長):自民党の長きの歴史の中で最も誇れることは、いったん決まったら、それまではいろんな議論をしますけれども、いったん決まったら皆でそのことを実現していこうという歴史を自民党が作ってきことは、私は素晴らしいことだと思っています。そういう組織の中で、我々は政治活動をしてきたわけですから、それは総裁選挙の中でお互いに意見を述べ合い、戦いましたけれども、結論が出たわけでありますので、その結論には、みんなが真摯に謙虚に向かっていくということが大事なことだと思います。それは国会議員をはじめ、党員党友の皆さんもご理解をいただいていることではないか、そう思っています。
- 読売新聞です。森山幹事長にお伺いします。政治資金収支報告書の不記載議員の公認についてお伺いしたいと思います。10月27日投開票となりますと、非常に時間がタイトだとおもいますけれども、いつごろまでにこの公認の結論を出すお考えなのか、日程感を伺いたいのと、公認、非公認、どういった判断基準を想定されておられるのでしょうか。
- (森山幹事長): 公認問題につきましては、まさに党の選挙対策委員会の中でいろいろ議論をし、決めていくことになると思います。今はそうではないですが、昔は公認という人もありましたし、また、推薦と言う人もおられましたし、党籍証明というのも中選挙区の頃はあったなと今思っておりますが、いろんな歴史的なことも検証しながら、国民の皆さんの信頼に値する公認候補の決定を考えていかなければならないと思っています。
- テレビ東京です。小野寺政調会長にお願いします。石破総裁は先の総裁選の中で日米地位協定の見直し、アジア版NATO、安全保障政策を公約として掲げていました。この2つの政策の実現可能性について小野寺政調会長のお考えと、政調内で議論する場を設けるお考えがあるのかお聞かせください。
- (小野寺政調会長): 日米地位協定の問題については、長い議論があったかと思いますが、その中で、やはりこれを改訂すべきという声があるのも事実であります。今回、新総裁の発言の中でそのような問題が言及されておりますので、私どもはそのような議論を進めて行きたいと思います。また、アジア版のNATOの議論がございました。私どもとしては、安全保障環境を十分なものにするためには、なるべく多くの仲間が必要だということ。今回のロシアのウクライナ侵略におきましても、NATOがかなりまとまってこれに対応していることをみれば、侵略を防ぐような安全保障環境を築くためにも、私どもとしてこのような大きな枠組み、固まりを作る事は大切だと思います。いずれにしても、総裁の指示があれば私どもとして議論していきたいと思っています。
- ブルームバーグです。幹事長及び選対委員長にお伺いします。信頼回復を掲げる次の選挙では、多様性の担保も意識して取り組むご予定でしょうか。自民党は10年以内に30%の女性比率を目指していますが、今回、始めていかないと毎回数十人規模で増やしていかなければならなくなるが、比例名簿の配慮など、何か念頭にあればお聞かせください。
(森山幹事長): 政調と選対委員会で協議をしていくことになると思います。
(小泉選対委員長): まず、今、ご質問の中にあった、これから女性議員の数をどのように増やしていけるか、そういったことはしっかりと今までの経緯も踏まえて、進めていければと思います。一方でですね、先ほどもご質問があった通り、我々が今置かれている状況は、信頼をどう回復するか。その中で、女性の方も、男性も、そして若者も、自民党から出たいと、自民党の議員になりたいと、そういう風に思ってもらえるような党に、我々生まれ変わっていかなければなりません。目の前の選挙、大変差し迫っておりますので、最大限の努力をした上で、最高のチーム自民党が作り上げられるように、努力をして参りたいと思います。
- 時事通信です。小泉選対委員長にお伺いします。先ほど、森山幹事長からもお伺いしましたが、不記載問題に関係した公認と非公認ですが、小泉選対委員長は総裁選の中で議論に参加しておられましたが、今回、選対委員長になられての考え方を改めてお伺いできればと思います。
- (小泉選対委員長): 今の件、先ほど幹事長が申し上げた通りでありますけれども、まず、事実関係から言うと、今ここの、私も含めた全ての国会議員、現職は、誰も公認者はまだおりません。この解散になって初めて公認プロセスを進めるというのが手続き上の事実です。そういった中で、私も今神奈川県連の会長でありますけれども、都道府県連、この県連に対して不記載の件も含めて厳正な審査の上、改めて機関決定をして頂き、公認申請をしてもらうように今依頼をかけているところです。この手続きの中で、やはりどんな時でも歯を食いしばって自民党のことを支えて下さっているのが地方の組織、そしてまた現場の有権者の自民党の党員の皆様であります。そういった方々の想い、こういったものもしっかり踏まえた上で、総裁はじめとして幹事長と執行部において最終的に厳正に判断したいと思っております。