討論会を前に記念撮影する9人の総裁候補
総裁選に立候補した9氏は9月14日、日本記者クラブ主催の公開討論会に臨み、熱い論戦を繰り広げました。討論会に先立ち9氏は総裁選で一番訴えたいことを表明しました。
高市早苗候補は「国の究極の使命は国民の生命と財産、領土・領海・領空等を守ることだ」と主張。そのために強い経済等の国力をつけなければならないと訴えました。
小林鷹之候補は「他国の動向で右往左往しない自律し、世界から信頼される国にしたい」と表明。経済や安全保障等の面で国力を増す重要性を主張しました。
林芳正候補は経済再生の流れをより国民に実感してもらうため、「中小企業・小規模事業者や農林水産業にしっかりと気配りをしていきたい」と述べました。
小泉進次郎候補は「総裁選は自民党が本当に変われるか、変えられるのは誰かが問われている」と強調。政治改革に全力で取り組むとしました。
上川陽子候補は自身の政治家としての歩みを紹介した上で「国民の声に耳を傾け、誰一人取り残さない新しい日本の景色をつくる」と主張しました。
加藤勝信候補は「賃上げを起点とした新しい経済の好循環を生み出していきたい」と語り、新産業への支援、労働分配率の引き上げに取り組むとしました。
河野太郎候補は「政府の仕事は公平な競争の場をつくり、民間の活力を生かす改革をしっかりやることだ」とし、改革を経済発展につなげる考えを示しました。
石破茂候補は「大勢の人は不安の中にいるのではないか」と問いかけた上で、「将来どうなるのかということを示すのが政治の役割だ」と訴えました。
茂木敏充候補は増税ゼロの政策を推進すると表明。「これによって経済を再生し、一人一人の所得、年収を上げていく」と力説しました。
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