お知らせ「自由民主」先出し地方創生京都府

自由民主1面コラム「幸響」
吉井 章 広報本部新聞出版局次長

吉井 章 広報本部新聞出版局次長

文化庁移転から一年

文化庁の京都移転から1年が経過し、地域の文化と伝統を基盤にした地方創生の取り組みが着実に進展している。新しい京都市長の誕生や、地域の多様な文化財、世界遺産の存在が、地域の魅力をより一層引き立てている。賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)(上賀茂神社)・賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)(下鴨神社)をはじめとする17カ所の世界遺産は、京都の貴重な宝であり、地域のアイデンティティや観光資源として大きな役割を果たしている▼文化庁の移転は、東京一極集中を是正し、地方の文化や芸術の発展を支援する一環として重要な一歩である。京都の豊かな文化の土壌の中で、町衆の文化や伝統を生かし、地域の活性化を図る取り組みが進められている。これにより、地域の魅力が高まり、観光客だけでなく地元の人々にも新たな発見と体験を提供できるようになった▼今後も、文化庁の京都移転をきっかけに、地域の多様な文化を生かした地方創生を一層推進し、地域の伝統と現代の文化が融合した、より魅力的な京都を築いていきたい。

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