2024年10月7日(月)20:37~20:44
於:党本部4Fエレベーターホール
質疑応答
- TBSです。先ほどまで全国幹事長会議が開催されていましたが、可能な範囲で内容をご紹介いただきたいのと、特に昨日、石破総裁が政治資金報告書に不記載のあった議員について衆院選の対応についてご説明されたと思いますが、各都道府県からどのような反応があったかも併せてお願いいたします。
- まず、今日は11の都府県からご意見がございました。その主なものは例えば、政治とカネの問題について寄付等を通じて対応してほしいと、それでもうこの問題について終止符を打つという意味でもそのことを考えてほしいという事がありました。そういう方向でも今、努力をしているところでございますから、今日のご意見もしっかり承っておきたいと思います。
それから、非公認並びに重複立候補を認めないという今回の決断に至った経過について、話がありました。もう少し早くできなかったのかというご意見もございました。しかし、新しい政権が出来て、まだ一週間くらいしか経っていないわけですから、そういう日程の中でやってきたということをご説明申し上げて、ご理解いただけたのではないかと思っています。
それから個別の選挙区や候補者に関する要望や調整状況等についても確認がございました。そういうところが今日の主なご意見だったのではないかと思っています。
- 共同通信です。公認問題について非公認の方がいる、または比例重複を認めないという方針について、それは行き過ぎではないかとか、そういった意見の方は県連の方から何かあったりはしましたか。
- いや、行き過ぎではないかという話は特別ありませんでしたが、もう少し早く我々にも知らせてほしかったというご意見はございました。ただ、しかし総裁になられてからの日程を考えると、ギリギリのところでやってきておりますので、そのことの説明を選対委員長が申し上げてご理解を頂けたと思っています。
- 毎日新聞です。党本部が公認しない候補者について地方組織で推薦などする形もあるかと思うのですが、その場合、党本部としてそういう考え方を容認するのかお聞かせください。
- 対立候補を立てるということは今は考えておりませんので、対立候補が、自民党の公認候補がいない中で、無所属で戦われるということについては、それは県連でのそれぞれのご判断でいいと思います。自民党の公認候補を立てれば、それは別ですけれども、今のところ立てるのは時間がありませんので、一部、何か所かは立てられるかもしれませんけれども、大体、立てられないと残念ながら思っています。
- NHKです。先ほど、お話しいただきました政治とカネの問題について寄付等で対応してほしいというのは、具体的にどういったことを指すのでしょうか。
- いわゆる裏金と言われる金額を国庫に納付するとか、例えば被災地に寄付をするとかという事だと思いますが、それは派閥の方でも一部そういう話もありますし、また派閥に戻しておられる方もおられますから、清和会が会計処理をまだ済ましているわけではありませんので、それまでに一つの形が出来れば一番いいのではないかと思いますし、そこでしっかりとこの問題について終止符が打てれば一番いい事だなと思います。
- 朝日新聞です。前回のぶら下がりの時に、幹事長は当選第一主義というふうにお話があったと思いますけれども、地方から、都道府県から公認の申請が合った中で、それでも選挙の情勢がかなり厳しいという場合は、非公認の可能性もあるのでしょうか。
- あります。調査も分かってきておりますので、それを吟味させていただいて、全く当選の見込みのない人を公認するということは避けなければいけないと思っています。
- 朝日新聞です。先ほど仰ったように時間がなくて、その場合自民党の候補が立てられないこともあるのでしょうか。
- 立てられないこともあると思います。しかし公認ではなくて、その方が無所属で出馬されることもあるかもしれませんし、という事だと思います。