2023年12月5日(火)10:00～10:05
於:党本部平河クラブ会見場
【冒頭発言】
役員連絡会の概要について報告をいたします。
茂木幹事長からは、岸田総理は先週30日からUAEを訪問し、COP28に出席されました。世界の排出量の半分を占めるアジアにおいて、わが国の技術や能力を総動員し、脱炭素社会の実現をリードしていくとの決意を世界に示したのは、大きな意義があったと思います。
先週29日、令和5年度「補正予算」が、維新、国民民主の賛成も得て、成立いたしました。国対や参議院はじめ関係者のご尽力に改めて感謝申し上げます。今後、速やかな執行を図り、各施策を一日も早く国民のもとに届けていきたいと考えています。
今国会も残り10日を切りました。引き続き、出口を預かる参議院と緊密に連携しながら、最後まで緊張感を持って臨みたいと思います。
派閥の政治資金パーティーの問題について、報道等で様々な問題が指摘されています。それぞれの政策グループにおいて精査し、説明を行っていることと思いますが、その上で、事案の概要がある程度、把握でき、問題点も明らかになってくれば、党としても、問題点に対応し、再発防止を図る取組みを進めたいと思います。
先般逝去された故保利耕輔先生につきまして、自由民主党と保利家との合同葬を、今月20日・水曜日の11時より築地本願寺で執り行います。なお、ご遺族のご意向により、葬儀委員長は茂木幹事長が務め、副委員長をご地元の古川康先生が務めることとなりました。
髙木国対委員長からは、委員会審議と本会議の予定について。
野上参議院国対委員長からは、委員会審議と本会議の予定について。
関口参議院会長からは、終盤国会について。
世耕参議院幹事長からは国会会期について。
小渕選対委員長からは、正副委員長打合会の定例化について。
萩生田政調会長からは、来年度予算に関する議論について。トリガー条項に関する自民、公明、国民民主の協議等について。
森山総務会長からは、総務会の予定について、発言がありました。
役員連絡会の概要は以上です。
質疑応答
- 時事通信です。派閥の政治資金パーティー問題を受け、岸田総理は昨日の役員会で、「党としても対応を考えていく」と述べられました。どのような対応が考えられるのか、幹事長代行の考えを教えてください。
- 私の考えというよりも総理からの下命を受けて、幹事長が今日申し述べた通りでありまして、幹事長発言では事案の概要がある程度把握でき、問題点も明らかになれば、党としても問題点に対応し、再発防止を図る取組みを進めてまいりたいと思っているということであります。昨日の幹事長会見でもあった通り、時系列でお話をしていると思いますけれども、それに沿って対応していくということでもあります。
- 朝日新聞です。関連して、先ほど、役員連絡会で幹事長がこの先の対応として、言及されたと思うのですが、一方で総理が昨日役員会の中では、対応を考えたいというところまでに留まりました。党内では今回の事案を鑑みて、総理が自ら各派閥に指示を出す、あるいは自ら先頭に立って対応に乗り出すべきではないかという声も党内ではあるように見受けられますが、この間の総理の対応について幹事長代行はどのようにご覧になっていますでしょうか。
- 私からのコメントは控えさせていただきますけれども、総理の発言を受けて幹事長が対応しているということでご理解をいただきたいと思います。
