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食品ロス・令和4年度発生量 政府目標を初達成

食品ロス量の推移と目標

食品ロスとは、本来食べられるにも関わらず捨てられてしまう食べ物のことです。政府は、家庭と事業者から排出される食品ロスを合計した発生量は、令和4年度に約472万トンとなったことを発表。食品ロス発生量を令和12年度までに平成12年度比で半減するという政府目標を初めて達成しました。食品ロスの削減は循環経済への移行やカーボンニュートラルの実現に向けても重要な課題であり、政府与党一体となって、さらなる食品ロス削減のための取り組みを進めていきます。

家庭の削減が課題に

ローリングストックは食品ロス削減と防災の両立が可能

わが国の令和4年度食品ロス発生量約472万トンの内訳は、家庭から約236万トン、事業者から約236万トンと推計されています。わが国の食品ロスは減少傾向にありますが、消費者庁によると、食品ロスを国民1人当たりに換算すると「お茶碗約1杯分(約103グラム)の食べもの」が毎日捨てられています。
食品小売・外食産業における食品ロスが大きく減少したことで事業、全体の目標を達成しましたが、家庭の食品ロスは未達成です(表参照)。食べ残しや、未開封の食品を食べずに捨てる直接廃棄、野菜の皮を厚くむき過ぎる等、食べられる部分を捨てる過剰除去の削減が求められます。
家庭の食品ロス削減に向けて伊藤信太郎環境大臣は6月21日の記者会見で「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)を通じての消費者の行動変容、ライフスタイルの転換の後押しや、飲食店での食べ残しを持ち帰る『mottECO』の推進、フードドライブ(家庭で余った食品の寄付)といった取り組みへの支援を強化したい」と決意を示しました...

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