記者会見国会予算参院選

役員連絡会後 茂木幹事長記者会見

2022年5月31日(火)10:05~10:15
於:党本部平河クラブ会見場

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要を報告いたします。昨日の役員会と基本的には変わっておりません。
私からは、新潟知事選の結果について。それから、昨日発表した比例の女性候補4人、これで全体で3割になったという話。それから、昨日開催されました第3回の戦略策定本部について。それから参議院で今、審議しております補正予算、更には残された法案、成立に万全を期していきたいと、こういうお話をさせていただきました。
高木国対委員長からは、明日の予算委員会の集中など今後の国会日程と、残る法案の審議状況
について、報告がありました。
岡田参議院国対委員長からは、今日の予算委員会および本会議での補正予算採決までの流れ、そして、今後の国会日程と、残る法案の審議状況について、報告がありました。
関口参議院会長からは、今日の補正予算の成立に向けて緊張感を持って取り組みたいというお話がありました。
世耕参議院幹事長からは、補正予算成立の後、残る法案、閣法が12本、更に、予算の集中、決算委もある。中々タイトなスケジュールなので、衆・参・政府で緊密に連携して緊張感をもって取り組みたいというお話がありました。また、参議院選に向けて全国各地で今、総決起大会が盛んに開催されている。役員の皆さんに弁士等で、ご協力いただいていることに感謝を申し上げたいというお話がありました。
遠藤選対委員長からは、参院選の候補者擁立状況、山形選挙区、比例代表についてお話がありました。
高市政調会長からは、昨日、開催をした「公約作成委員会」、そして、その結果を戦略策定本部にも状況報告したという話でありました。今週の政調の日程、政調全体会議についてお話がありました。
福田総務会長からは、今日の総務会、ガバナンスコード案、これをお諮りするという話でありました。
河野広報本部長からは、直近の世論調査の結果について報告があり、概ね良い結果がでているということでありました。
平沢国際局長からは、第19回「国際政治・外交論文コンテスト」について、タイトルが「混迷する国際情勢・日本が果たすべき役割」として募集をしたところ、国内はもとより海外を含め、86編もの応募があった。応募者は、10代から20代が3割以上を占めて、30代以上の各世代は1割ずつとなって、最高齢は90才だった。学生が最も多く中でも高校生が6名いた。厳正なる審査の結果、「総裁賞」、「幹事長賞」、「国際局長賞」、決定をした。今回は非常に優秀な作品が多く、それ以外に2名、特別賞を贈ることにした。受賞論文については、党のホームページに掲載する。授賞式は、総裁、幹事長に出席してもらって、来週の月曜日6月6日16時から行う予定だという話でありました。
小倉青年局長からは、この土日で、青年局・青年部の全国研修会、3年ぶりにリアルで、党本部で開催した。学生部については、既に31都道府県で、この学生部が立ち上がっておりまして、これをまとめる学生部合同協議会を日曜日に発足したと。そして、設立総会には岸田総裁にも出席してもらった。そして今、「全国一斉街頭行動」を、6月5日(日)を中心に参院選遊説活動のキックオフと位置づけて、全国150か所以上で実施する予定であると。テーマは、従来の「北朝鮮による拉致問題の解決」に加えて、憲法や安保などを念頭に置いた「私たちが決める!この国のかたち」と、この2本立てとしている。全国各地の会場に、幹事長をはじめ、政調会長、加藤勝信・前拉致問題担当大臣らが出席していただく予定だという話がありました。
また、新しい試みとして、5日18時からメタバース演説会を開催する。バーチャルな空間に宣伝車「あさかぜ」であったり、のぼり旗を設置した演説会場を設けて、河野広報本部長や牧島デジタル大臣らがアバターを使って登場する予定だと、こういうご紹介がありました。
上川幹事長代理から党改革実行本部座長として、党改革実行本部の総会で了承された「ガバナンスコード案」について説明があり、今日の総務会にかけたいという話でありました。
小渕組織運動本部長から沖縄振興調査会長 として、6月1日(水)は、沖縄の伝統で夏の正装の一つとなる「かりゆしウェア」の日であり、例年、党では役員連絡会、内閣では閣議において「かりゆしウェア」を着用した会議を行っている。本年も、かりゆしウェア着用の役員連絡会、然るべきタイミングで開催をしたいと、こういう発言がありました。
役員連絡会の概要は以上です。
それから、私の週末の日程を申し上げますと、4日(土)は山梨県と千葉です。山梨は選対会議、それから先ほど申し上げた青年局の街頭演説に参加を致します。それから千葉県は、うすい正一さんの東金で開かれる総決起大会に出席する予定であります。5日(日)は、愛媛の方に行く予定です。

質疑応答

Question
読売新聞です。参院選の山形選挙区について伺います。県連が大内理加さんの擁立を決めましたが、公示直前になっていて、ここまで擁立が遅くなった理由について幹事長の見解を教えてください。
Answer
確かに、擁立作業と言いますか、遅くなったのは事実だと思っております。中々、山形の場合相手の候補に野党との闘いの中で前回も前々回も勝利することが出来なかった。特に6年前はダブルスコアでの敗戦、こういったこともありまして、勝てる候補者を選定するということで、色々、県連としても色んな調整というか、候補者の誰が良いかと、こういう選考作業というのが大変だったのだと思います。一方、党本部におきましてもご案内の通り、国会、予算案につきまして、国民民主党が賛成に回ると、野党でありながらと、そういった様々な動きもある中で、県連も党本部として、この選挙区について、選挙対応をどうするかということで、間合いを図っていた部分というのはあったんじゃないかと、こんなふうに思っておりまして、この擁立が遅れたというのは単に山形県だけの問題ではない、こんなふうに考えております。ただ、新しい候補者、決まったわけでありますから、しかも、これまでに県議会を4期経験して、その内3回は、トップ当選をしていると、山形市内の候補者でありますし、昨年は知事選という山形県全域を対象にする選挙にも出ております。これから明日にも公認を決定するということになると思います。出遅れを一日でも早くカバーすると、そして相手に追いつき、追い越せるように最大限努力をしていきたいと思っております。