衆院本会議で決選投票の末、第103代内閣総理大臣に指名され、立ち上がり議場に一礼する石破茂総裁
第215回特別国会が11月11日に召集され、衆参両院の首班指名選挙で石破茂総裁が第103代内閣総理大臣に選出されました。衆院では自公両党が過半数に満たない中、30年ぶりに決選投票が行われました。わが党は比較第一党として、引き続き政権を担う重責を果たし、経済再生、外交・安全保障といった重要な国政の課題に取り組み、安定した政権運営、議会運営を果たしていく決意です。
衆院 30年ぶりの決選投票
衆院総選挙後に召集される特別国会を前に、石破内閣は憲法の規定に基づき、11日午前に総辞職しました。同日の衆院本会議では正副議長選がまず行われ、議長には額賀福志郎議員が再選され、引き続き首班指名選挙が行われました。1回目の投票で過半数を得た議員がなく、石破総裁と、立憲民主党の野田佳彦代表による上位2人の決選投票が行われました。
投票の結果は、石破総裁が221票、野田代表が160票、無効票が84で、石破総裁が内閣総理大臣に指名されました。参院では自公両党が過半数を占めており、一回目の投票で石破総裁を内閣総理大臣に指名しました。
首班指名を受けた石破総理は同日、第2次石破内閣を組閣し、皇居での親任式、閣僚の認証式を経て正式に内閣を発足させました。