林官房長官に申し入れを行う猪口邦子領土に関する特別委員長、藤井比早之同事務局長
領土に関する特別委員会（委員長:猪口邦子 参議院議員）は、気候変動による海面上昇に関する提言及び委員会決議を林芳正 内閣官房長官（6月25日）、上川陽子 外務大臣（7月1日）に申し入れました。
提言では、昨年5月に取りまとめた「海面上昇と国連海洋法条約に関する報告書」で表明した「気候変動を原因とする将来的な海面上昇による海岸線の後退後も、国連海洋法条約に基づいた既存の基線を維持しうる」との立場を再確認しています。
その上で、政府に対し、既に領海基線維持の立場を表明した国と協力して、未だ立場を決めていない国の理解を得るよう粘り強く取り組むことや、太平洋島嶼国との協力関係を強化するとともに、カリブ諸国、インド洋島嶼国等に連携を広げ、国際社会に向けて声を上げていくことを国際社会に向けて声を上げていくことを求めています。
さらに、委員会決議では、これまでの特別委員会における議論をベースに、同提言の内容も盛り込む形で、領土問題について政府へ一層の対応を求めています。
気候変動による海面上昇に関する提言
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領土に関する特別委員会決議
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上川外務大臣に申し入れを行う両議員
