新たな時代における中小企業・小規模事業者政策の重点

2019年5月28日
自由民主党政務調査会
中小企業・小規模事業者政策調査会

令和という新しい時代を迎えた今、中小企業・小規模事業者は足下での喫緊の課題や構造変化に直面している。こうした状況を踏まえ、本調査会では以下の観点で政策提言を取りまとめた。
一つ目は足下の喫緊の課題への対応。中小企業・小規模事業者に特に影響が大きい①消費税率引上げ・軽減税率制度実施、②最低賃金の引上げ、③大規模な災害への対応について、万全の対策の検討。
二つ目は少子高齢化や経営者の高齢化といった構造的な課題に対して、①創業・事業承継への支援の強化、②デジタル化の徹底、③海外需要の取込み、④下請取引の適正化、⑤施策の認知度、効果・効率性の向上の５つに重点的な取り組み。