お知らせ「自由民主」先出し歴史文化鳥取県

連載シリーズ「日本遺産 歴史を紡ぐ」
地蔵信仰が育んだ「牛馬市」の伝統

大神山神社の奥宮

鳥取県大山町、伯耆町、江府町、米子市
平成28年度日本遺産認定

鳥取県西部の大山(だいせん)は日本最古の神山として知られ、山頂の池から現れた地蔵菩薩と水の恵みが結び付いた地蔵信仰が山陰・山陽諸国へ広がりました。加えて、平安時代に大山寺の高僧が牛馬の安全を祈願する守り札を配り、山の牧野で放牧を奨励したため、次第に牛馬の交換や売買が盛んになり、明治時代に日本最大の牛馬市へと発展しました。この地では地蔵信仰と牛馬信仰が人々の暮らしの中に根付き、今も日々「大山さんのおかげ」と感謝しながら神の山を仰ぎ見続けています。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
ご購読のお申し込みはこちら。