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メディア短評 長山靖生(評論家)

インド総選挙 与党連合が過半数維持も一部政策見直しか 全国紙はモディ政権に「多様な民意に目配りを」と論評

6月初旬、5年に1度行われるインド下院総選挙で、モディ首相率いるインド人民党が、全534議席のうち240議席を獲得したものの、前回よりも60議席余り少なく、単独過半数を割り込む結果となった。与党連合では290議席以上を得ており、モディ首相が続投して政権3期目を迎えたが、一部政策の見直し等を検討する必要に迫られそうだ。
朝日新聞は6月8日付社説で「民意に丁寧に向き合わず、強権的な統治を進めれば、多くの国民が背を向ける。3期目を確実にしたインドのモディ首相は、この教訓を胸に刻む必要があろう」と指摘した。
モディ政権が向き合うべき民意はどこにあるのか。インドは中国を抜いて人口世界第1位だが、モディ政権は積極的にインフラ整備進めるばかりでなく、製造業の育成や外資誘致等に熱心に取り組むことで、インドの経済発展を推し進めてきた。インドはこの10年で...

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