2021年4月6日(火)10:21~10:31
於:党本部平河クラブ会見場
【冒頭発言】(山口筆頭副幹事長)
本日の役員連絡会の概要を報告いたします。
森山国対委員長からは、本会議は本日13時から。上がり案件、(デジタル改革関連法、自然公園法)の採決とシステム標準化法の趣旨説明質疑を行う。所要1時間30分程度の見込み。次回の本会議については本日協議するが、8日木曜に、上がり案件の採決と、健康保険法の趣旨説明質疑で立てる予定。今国会の会期も半分を過ぎた。後半国会に向けて野党の対応も厳しくなってくると思うが、参議院とよく連携しながら法案処理を加速していきたい。
末松参院国対委員長からは、明日水曜の本会議で、国会同意人事、裁判所職員定員法案の採決を行う予定。14日水曜の本会議で、デジタル5法案の趣旨説明質疑を行う予定。
関口参院会長からは、今週木曜に参院長野補選・広島再選挙が告示されるが、参議院自民党は一丸となって両選挙の応援に全力で取り組んでまいる。宜しくお願い申し上げる。
下村政調会長からは、今週の政審は、本日10時より開催し、「尖閣諸島をはじめとする我が国の領土・領海・領空を断固守り抜くための緊急提言案」を審査する予定。
牧島青年局長からは、青年局では、多様性を重視する政策の実現を進め、誰もが安心して子供を産み育てやすい社会の実現を目指すための取り組みとして、今週木曜と金曜に、3名の青年局男性議員が妊婦ジャケットを着用して政治活動を行う。
【冒頭発言】(二階幹事長)
宮城・大阪・兵庫でまん延防止等重点措置が適用されたことは、ご承知の通りです。新型コロナが再拡大している地域もあり、あらためて、感染拡大防止に最大限の配慮をお願いしたい。
今週より、参議院長野補欠選挙および広島再選挙が始まります。それぞれ必勝に向け、全力で戦い抜いて参りたい。ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げる。
質疑応答
- 産経新聞です。北朝鮮が本日、東京五輪に参加しない方針を表明しました。コロナから選手を保護するためと説明しているのですが、受け止めをお願いします。
- それは、その国の考え方でしょうから。承りましたということです。
- 産経新聞です。五輪に合わせて、北朝鮮の要人が来日した場合に、菅総理は拉致問題の解決に向けて対話する意欲を示していたのですが、今回の不参加の表明が拉致問題に与える影響についてはどうお考えですか。
- また別の方法を考えていかなくてはならないと思います。
- 毎日新聞です。今週、8日に参院の長野の補選と、広島再選挙が告示されますが、あらためて幹事長の意気込みと、この選挙はどういう点が争点になるとお考えでしょうか。
- 自民党の日頃の政策、政治に対する取り組み、熱意、これをご理解いただけるように、党は一丸となって努力をします。あらゆる選挙に全力を尽くすことが、我が党の基本であります。しっかり戦い抜きます。
- 時事通信です。長野補選、広島再選挙の結果が、今後の菅政権に与える影響についてどうお考えですか。
- 長野、広島共に必勝に向けて、我々は全力を尽くすわけでありますから、その結果は政権にまた、その結果なりのその評価が影響を及ぼすと思いますから、全力で戦うというのがそこにあるわけであります。
- 読売新聞です。選挙区調整についてお伺いします。神奈川県連が近く神奈川6区の支部長を決定するようですが、衆院選が迫る中、空白区がいくつかありますけれども、党としてはどのように対処していくお考えですか。
- それぞれの選挙区で、空白選挙区をどうするかというとことは、しっかり考えてやってくれておりますから、出来るだけ早い機会に空白区を埋めていきたいと思っております。
- 毎日新聞です。冒頭の発言でありましたが、青年局の男性議員の方が妊婦ジャケットを着用して、妊婦さんの体験をされるということですが、こういったことを男性議員の方がやるということは珍しいかと思うのですが、こういう取り組みを行うことについて幹事長はどうお思いですか。
- (鈴木副幹事長): 今般、青年局として疑似妊婦体験、8日の木曜日から9日の1泊2日コースであります。単発イベント的な10分15分、装着をしてみたということではなくて、7.3キロ、妊娠でいうと大体7ヶ月の時にあたるわけですけれども、それを着ていただいて朝昼晩と生活をしていただく、仕事をしていただく、また家庭に帰っては、育児であるとか家事にも参加していただく。そういった中で妊婦の皆さんが抱える困難さであるだとか、大変さというものを男性に、妊婦になれないからこそ、疑似体験で大変さというものを共有していただく。シェアリングイズケアリングということで、周りの困難である大変さ、不安というものを社会全体で共有していくということが、また全体が安心できる社会づくりの一助になる。このような思いで今般、疑似妊婦体験の計画をさせていただきました。
- 共同通信です。疑似妊婦体験される期間で、8日に本会議だった場合はその着用したままで行うのですか。
- (鈴木副幹事長): 今回は、自民党の青年局としての活動でありますので、議運そして国対、様々な関係各位のところに、事前にお話、また相談もさせていただいたところであります。国会、本会議に関しましては、これは議運マターということで、我々単独で決定できることではないということであります。また、委員会においてはそれぞれの委員長のご判断ということもありますが、全体の総合的な事情等々を勘案した上で、適切に判断をさせていただきたいと思います。
- 東京新聞です。男性議員3人ということですが、その3人は誰でしょうか。
- (鈴木副幹事長): 3名はまず、青年局長代理であります小倉將信先生、そして部長を務めていただいております藤原崇先生、そして鈴木憲和先生の3名にお願いをさせていただき、3名とも快諾をいただいております。
- 東京新聞です。その3人が選ばれた理由は何でしょうか。
- (鈴木副幹事長): まず、青年局ということでありますので、それぞれの役職についておられる部長の先生方、そして、それぞれの背景といいますか、色々みてバランスよく判断をさせていただいたところです。