自民党の歴史
戦後から結党、そして現在にいたるまでの自民党の歴史、
また歴代総裁について紹介します。
保守合同前史
戦後の連合軍による占領政治から、
保守合同による自民党結党までの激動の十年間をご紹介します。
自由民主党結成
保守・革新の二大政党時代の幕あけから、
自民党の歩みの始まりまでをご紹介します。
初代
鳩山一郎
昭和31年4月5日~昭和31年12月14日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 鳩山 一郎(394)
- 岸 信介(4)
- 他9名
- 総裁選実施日:
昭和31年4月5日(第2回臨時党大会)
第2代
石橋湛山
昭和31年12月14日~昭和32年3月21日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 石橋 湛山(258)
- 岸 信介(251)
- 総裁選実施日:
昭和31年12月14日(第3回臨時党大会)
第3代
岸信介
昭和32年3月21日~昭和35年7月14日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 岸 信介(471)
- 松村 謙三(2)
- 他2名
- 総裁選実施日:
昭和32年3月21日(第4回党大会)
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 岸 信介(320)
- 松村 謙三(166)
- 他5名
- 総裁選実施日:
昭和34年1月24日(第6回党大会)
第4代
池田勇人
昭和35年7月14日~昭和39年12月1日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 池田 勇人(302)
- 石井 光次郎(194)
- 総裁選実施日:
昭和35年7月14日(第8回臨時党大会)
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 池田 勇人(391)
- 佐藤 栄作(17)
- 他4名
- 総裁選実施日:
昭和37年7月14日(第11回臨時党大会)
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 池田 勇人(242)
- 佐藤 栄作(160)
- 藤山 愛一郎(72)
- 他1名
- 総裁選実施日:
昭和39年7月10日(第14回臨時党大会)
第5代
佐藤栄作
昭和39年12月1日~昭和47年7月5日
- 選出:話し合い
- 昭和39年12月1日(第15回臨時党大会 正式決定)
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 佐藤 栄作(289)
- 藤山 愛一郎(89)
- 前尾 繁三郎(47)
- 灘尾 弘吉(11)
- 他5名
- 総裁選実施日:
昭和41年12月1日(第18回臨時党大会)
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 佐藤 栄作(249)
- 三木 武夫(107)
- 前尾 繁三郎(95)
- 他1名
- 総裁選実施日:
昭和43年11月27日(第21回臨時党大会)
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 佐藤 栄作(353)
- 三木 武夫(111)
- 他3名
- 総裁選実施日:
昭和45年10月29日(第24回臨時党大会)
第6代
田中角栄
昭和47年7月5日~昭和49年12月4日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 田中 角栄(282)
- 福田赳夫(190)
- 総裁選実施日:
昭和47年7月5日(第27回臨時党大会)
第8代
福田赳夫
昭和51年12月23日~昭和53年12月1日
- 選出:話し合い
- 昭和51年12月23日(党大会に代わる両院議員総会 選出)
昭和51年12月23日~昭和53年12月1日
福田総裁時代
第9代
大平正芳
昭和53年12月1日~昭和55年6月12日
- 選出:予備選・公選
- 立候補者名(○印は当選者名):【予備選挙結果】
- ○ 大平 正芳(748点)
- 福田 赳夫(638点)
- 中曽根 康弘(93点)
- 河本 敏夫(46点)
その後福田氏が本選を辞退
53年12月1日の第35回臨時党大会で選出
- 総裁選実施日:
昭和53年11月26日
第10代
鈴木善幸
昭和55年7月15日~昭和57年11月25日
- 選出:話し合い
- 昭和55年7月15日(党大会に代わる両院議員総会 決定)
- 選出:候補者1名
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 鈴木 善幸
- 総裁選告示日:
昭和55年10月18日 - 昭和55年11月27日(第38回臨時党大会 選出)
第11代
中曽根康弘
昭和57年11月25日~昭和62年10月31日
- 選出:予備選・公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 中曽根 康弘(559,673票)
- 河本 敏夫(265,078票)
- 安倍 晋太郎(80,443票)
- 中川 一郎(66,041票)
【予備選挙結果】
その後河本氏ら3名が本選を辞退
- 総裁選実施日:
昭和57年11月24日 - 昭和57年11月25日(第41回臨時党大会 決定)
- 選出:候補者1名
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 中曽根 康弘
- 総裁選告示日:
昭和59年10月29日 - 昭和59年10月31日(党大会に代わる両院議員総会 決定)
- 選出:党内合意により延長
- 昭和61年9月11日(党大会に代わる両院議員総会 了承)
第14代
海部俊樹
平成元年8月8日~平成3年10月30日
- 選出:党大会に代わる両院議員総会で決定
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 海部 俊樹(279)
- 林 義郎(120)
- 石原 慎太郎(48)
- 総裁選実施日:
平成元年8月8日
- 選出:候補者1名
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 海部 俊樹
- 総裁選告示日:
平成元年10月6日 - 平成元年10月31日(第51回臨時党大会 承認)
第15代
宮沢喜一
平成3年10月31日~平成5年7月30日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 宮沢 喜一(285)
- 渡辺 美智雄(120)
- 三塚 博(87)
- 総裁選実施日:
平成3年10月27日 - 平成3年10月29日(第54回臨時党大会 承認)
第16代
河野洋平
平成5年7月30日~平成7年9月30日
- 選出:党大会に代わる両院議員総会で決定
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 河野 洋平(208)
- 渡辺 美智雄(159)
- 総裁選実施日:
平成5年7月30日
- 選出:候補者1名
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 河野 洋平
- 総裁選告示日:
平成5年9月17日 - 平成5年9月30日(第57回臨時党大会 決定)
第17代
橋本龍太郎
平成7年10月1日~平成10年7月24日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 橋本 龍太郎(304)
- 小泉 純一郎(87)
- 総裁選実施日:
平成7年9月22日 - 平成7年9月25日(第60回臨時党大会 報告)
- 選出:候補者1名
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 橋本 龍太郎
- 総裁選告示日:
平成9年9月8日 - 平成9年9月11日(党大会に代わる両院議員総会 報告)
第18代
小渕恵三
平成10年7月24日~平成12年4月5日
- 選出:党大会に代わる両院議員総会で決定
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 小渕 恵三(225)
- 梶山 静六(102)
- 小泉 純一郎(84)
- 総裁選実施日:
平成10年7月24日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 小渕 恵三(350)
- 加藤 紘一(113)
- 山崎 拓(51)
- 総裁選実施日:
平成11年9月21日 - 平成11年9月22日(第65回臨時党大会 報告)
平成10年7月24日~平成12年4月5日
小渕総裁時代
第20代
小泉純一郎
平成13年4月24日~平成18年9月30日
- 選出:党大会に代わる両院議員総会で決定
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 小泉 純一郎(298)
- 橋本 龍太郎(155)
- 麻生 太郎(31)
- 亀井 静香(本選辞退)
- 総裁選実施日:
平成13年4月24日
- 選出:候補者1名
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 小泉 純一郎
- 党本部総裁選挙管理委員会において総裁選挙の日程を決定したが、特別措置として、 告示に先立ち党所属国会議員に出馬の意思を確認したところ、出馬を表明した者が1名だったため、告示を待たずに、平成13年8月10日党大会に代わる両院議員総会において再任を決定した。
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 小泉 純一郎 399票(議員票194票、党員算定票205票)
- 亀井 静香 139票(議員票66票、党員算定票73票)
- 藤井 孝男 65票(議員票50票、党員算定票15票)
- 高村 正彦 54票(議員票47票、党員算定票7票)
- 総裁選実施日:
平成15年9月20日
平成13年4月24日~平成18年9月30日
小泉総裁時代
第21代
安倍晋三
平成18年10月1日~平成19年9月23日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 安倍 晋三 464票(議員票267票、党員算定票197票)
- 麻生 太郎 136票(議員票69票、党員算定票67票)
- 谷垣 禎一 102票(議員票66票、党員算定票36票)
- 総裁選実施日:
平成18年9月20日
第22代
福田康夫
平成19年9月23日~平成20年9月22日
- 選出:党大会に代わる両院議員総会で決定
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 福田 康夫 330票
- 麻生 太郎 197票
- 総裁選実施日:
平成19年9月23日
第23代
麻生太郎
平成20年9月22日~平成21年9月30日
- 選出:党大会に代わる両院議員総会で決定
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 麻生 太郎 351票
- 与謝野 馨 66票
- 小池 百合子 46票
- 石原 伸晃 37票
- 石破 茂 25票
- 総裁選実施日:
平成20年9月22日
第24代
谷垣禎一
平成21年10月1日~平成24年9月30日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 谷垣 禎一 300票(議員票120票、党員算定票180票)
- 河野 太郎 144票(議員票35票、党員算定票109票)
- 西村 康稔 54票(議員票43票、党員算定票11票)
- 総裁選実施日:
平成21年9月28日
第25代
安倍晋三
平成24年10月1日~令和2年9月14日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 安倍 晋三(108)
- 石破 茂(89)
- (第1回投票)
- 安倍晋三 141票(議員票54票、党員算定票87票)
- 石破 茂 199票(議員票34票、党員算定票165票)
- 町村信孝 34票(議員票27票、党員算定票7票)
- 石原伸晃 96票(議員票58票、党員算定票38票)
- 林 芳正 27票(議員票24票、党員算定票3票)
- 総裁選実施日:
平成24年9月26日
- 選出:党大会に代わる両院議員総会で決定
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 安倍 晋三
- 平成27年9月8日、総裁選挙の告示に伴い立候補の受け付けを行ったが、立候補者が1名だったため総裁公選規程第24条に則り、総裁選挙の投票を行わず当選者に決定した。
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 安倍 晋三 553票(議員票329票、党員算定票224票)
- 石破 茂 254票(議員票73票、党員算定票181票)
- 総裁選実施日:
平成30年9月20日
第26代
菅義偉
令和2年9月14日~令和3年9月30日
- 選出:党大会に代わる両院議員総会で決定
- 立候補者名(○印は当選者名):
- ○ 菅 義偉 377票
- 岸田 文雄 89票
- 石破 茂 68票
- 総裁選実施日:
令和2年9月14日
第27代
岸田文雄
令和3年10月1日~令和6年9月30日
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
(決選投票)- ○ 岸田文雄 257票(議員票249票、都道府県票8票)
- 河野太郎 170票(議員票131票、都道府県票39票)
- 岸田文雄 256票(議員票146票、党員算定票110票)
- 河野太郎 255票(議員票86票、党員算定票169票)
- 高市早苗 188票(議員票114票、党員算定票74票)
- 野田聖子 63票(議員票34票、党員算定票29票)
- 総裁選実施日:
令和3年9月29日
第28代
石破茂
令和6年10月1日~
- 選出:公選
- 立候補者名(○印は当選者名):
(決選投票)- ○ 石破茂 215票(議員票189票、都道府県票26票)
- 高市早苗 194票(議員票173票、都道府県票21票)
- 高市早苗 181票(議員票72票、党員算定票109票)
- 石破茂 154票(議員票46票、党員算定票108票)
- 小泉進次郎 136票(議員票75票、党員算定票61票)
- 林芳正 65票(議員票38票、党員算定票27票)
- 小林鷹之 60票(議員票41票、党員算定票19票)
- 茂木敏充 47票(議員票34票、党員算定票13票)
- 上川陽子 40票(議員票23票、党員算定票17票)
- 河野太郎 30票(議員票22票、党員算定票8票)
- 加藤勝信 22票(議員票16票、党員算定票6票)
- 総裁選実施日:
令和6年9月27日