【冒頭発言】(稲田筆頭副幹事長)
本日の役員連絡会の概要を報告致します。
森山国対委員長からは、次回は25日(木)に上り案件の処理と法案の趣旨説明質疑で本会議を立てる予定である。
吉田参議院幹事長からは、体調不良のため、比例区からの出馬を断念する。
甘利選対委員長からは、2つの補選については地域事情や課題はそれぞれ違うが必勝態勢を再構築していきたい。
岸田政調会長からは、5/17に、全国政調会長会議を開催する。
山口組織本部長からは、後程ご報告がございます。
その他、山東党紀委員長からは、働き方改革は職種によって柔軟性を持った対応をしていくことも考えた方がよいのではないかというご発言。それに対して岸田政調会長からは、よりきめ細かな対応が必要と考えている。丁寧に考えていきたいとのご発言がございました。
以上です。
【冒頭発言】(二階幹事長)
2つの補欠選挙は大変残念な結果になりました。謙虚にこれを受け止め、今後に備えてまいりたい。
去る4月19日、保岡興治元衆議院議員がご逝去されました。本日と明日の通夜・葬儀を、自由民主党・保岡家合同葬儀とする。葬儀委員長は森山国対委員長にお願いをしました。後日、東京と奄美でお別れの会を開催し、東京でのお別れの会を党葬とする。これを謹んでご報告を申し上げます。
以上です。
【冒頭発言】(山口組織運動本部長)
2月26日に公表させていただきました平成30年の党員数は、6年連続増となる110万879名となりました。今回は都道府県別、国会議員別についてご報告させていただきたいと思います。
まず都道府県別でございますけれども、対有権者比の上位5県を発表いたします。1位は富山県連、2位は石川県連、3位は岐阜県連、4位は島根県連、5位は香川県連であります。
次は党員数の多い選挙区の上位5選挙区を申し上げます。1位が富山3区、2位が岐阜4区、3位が茨城1区、4位が富山2区、5位が岐阜2区であります。
次に国会議員の党員獲得数について、1000名以上の目標に対して、おかげさまで300名が超え全体の八割に届きました。これから国会議員上位10名をご報告いたします。1位が堀内典子衆議院議員、2位が二階幹事長、3位が野田毅衆議院議員、4位が森山国対委員長、5位が寺田稔副幹事長、6位が宮腰光寛沖縄北方大臣、7位が茂木経済再生担当大臣、8位が根本幸典衆議院議員、9位が城内実衆議院議員、10位が中曽根康隆衆議院議員であります。ワースト10については、参議院選後に公表いたしたいと思います。
以上です。
質疑応答
- 朝日新聞です。吉田参議院幹事長の出馬断念についての受け止めと、後任の参議院幹事長についてはどのようにお考えでしょうか。
- まず後ろの方からお答えしますと、参議院の幹事長は参議院の皆さんのご推薦をいただき、それらを勘案して党として決定しますから、今のところまだ本人の辞意が明確になり、交代等がようやくその意に沿うようにしようということを決意したところでありますから。もうしばらくして決めたいと思います。受け止めは、大変残念ですが、本人はご承知のとおり有能にして闊達なお人柄であり、党の発展に随分参議院議員としてご努力を頂きました。大変残念であります。惜しみても余りあることでありますが、これから十分ご体調のことで言われましたから、これ以上引き止めることは出来ないと判断したわけですが、ご体調の回復を心からお祈りしたい。こう思っています。
- 時事通信です。吉田参議院幹事長は参議院のまとめ役として長らく国会運営を取り仕切っておられました。引退による国会運営への影響を、どのように見ておられますか。
- 大変残念の一言に尽きるわけでありますが、今後参議院の皆様がより一層団結して吉田さんの後をみんなで埋めて行こうと、こういうことで取り組んで行きたいと思います。
- 共同通信です。吉田参議院幹事長の関連で、参議院幹事長としては参議院選挙までは任期があると思いますが、それまでは続投されるのでしょうか。
- 私としては続投を期待しております。
- 東京新聞です。吉田参議院幹事長は今日の役員連絡会の中で、ご本人からどのような言葉でご説明がありましたか。
- 体調が十分でないということが、今回の事の直接の原因であると思いますが、非常に参議院においても党全体においてもご活躍をいただいた方だけに、党としては大変残念であり惜しい人だと思っております。これからも役職を離れても、党のために色んな面でお力添えやご意見を頂戴したいと思っております。
- 時事通信です。山口組織運動本部長にもお聞きした方が良いのかもしれませんが、党員獲得数のワーストの方々については参議院選挙後に公表となりましたが、その理由をお聞かせください。
- (山口組織運動本部長) 述べた通りであります。参議院選挙後です。ということは、その中に参議院選挙の関係者がいると思っていただければ。去年までは要するにワースト10は一括りで発表したんですが、今年はワースト1からワースト10まで順位を付けて発表しますから。
- 私は子供の時、子供というかまだ高校生ぐらいだったと思いますが、党が全国に党員募集という指令を出して、私の家庭もそういうことに関係しておりましたから、私が親父に代わって自転車で駆けずり回って党員募集をして来たことを覚えております。党員募集するということは大変難しいことであって、党費も徴収せねばならん。それから、これは皆さんが専門家で研究してもらったらいいと思いますが、党に入るということ対して、非常にそのことを名誉に思い、胸を張っていただく方も多くいらっしゃるんですが、同時に党活動、党といえば色々な党がありますからね、この響きから言ってあまり積極的にそのことを好ましく思わない人もいないではない。そういうことも頭の中に入れて、党員の拡大、党員募集をやっていかなければいかない。それだけに余計に党員募集をして、理解を得るという努力が必要だというふうに思っております。
- 毎日新聞です。明日から幹事長は訪中されます。中国の一帯一路については、アメリカの対応に配慮して、日本政府も閣僚の派遣を見送っております。その中で幹事長は訪中の意義についてどうお考えですか。
- これはお隣の国ですし、大変日本にとっては重要な国であります。アメリカの御機嫌をお伺いしながら日中関係をやって行くのではありません。日本は日本として独自の考えで中国と対応をしていく、こういうことです。アメリカから特別の意見があったら承りますが、それに従うつもりは無いです。
- 時事通信です。一帯一路の会議への出席は2回目となりますが、日中関係をどのような方向に進めていきたいとお考えでしょうか。
- 日中関係は双方の努力によって、だんだん良い方向に進展しつつあるわけでありますから。そのことをさらに強力に取り組んで行けるように努力をしていこうということを、中国側と十分話し合ってまいりたいと思っています。