月刊誌「りぶる」 1月号より
青山周平衆議院議員に、愛知県第12選挙区(岡崎市・西尾市)の特徴やおすすめグルメ、岡崎の魅力などについてインタビューしました。
―愛知県第12選挙区について教えてください。
青山 愛知県のほぼ中央に位置する岡崎市と西尾市が、愛知県第12選挙区です。海や川、山などの豊かな自然に恵まれ、街のあちこちに長い歴史の中で培われてきた伝統や文化が息づいています。また、自動車をはじめとする、さまざまなモノづくり産業が集積し、充実した雇用があるのも特徴です。さらに、子育てや教育にものすごく力を入れていて、非常にバランスの取れた“住みやすい地域”だと思います。
―食の魅力については、いかがですか。
青山 イチオシは「八丁味噌」。岡崎の気候風土と伝統の製法によって育まれてきた「八丁味噌」は、地元の人たちに広く長く愛されているソウルフードです。ちなみに「八丁味噌」の名称は、家康公生誕の地・岡崎城から西へ八丁(約870メートル)の距離にある八丁村(現・八帖町)で造られたことに由来しています。
豆こうじ、塩、水を混ぜ合わせたものを大きな木おけに仕込み、その上に石を円すい状に積み上げて重しにします。そのまま2年以上じっくりと熟成させることで、他の味噌では味わえない独特のうまみと風味を生み出します。添加物は使わない天然醸造で体にも良く、75歳で亡くなった家康公の“長寿の秘訣”の一つとも言われています。現在、八帖町には、昔ながらの製法を守り続ける2軒の蔵元があり、八丁味噌を使ったうどんやラーメン、スイーツなどを岡崎市内の飲食店等の多くで味わうことができます。
岡崎市の東部の山あいにある額田地区は水がきれいで、ホタルの生息地としても知られています。ここでは地元の湧き水「仙水」を凍らせ、その氷で作ったかき氷が食べられるイベントの「おかざきかき氷街道」を初夏から初秋にかけて開催しています。
この湧き水は超軟水で、かき氷にするとフワフワの食感が楽しめると評判です。また、シロップは、地元の農産物を使ったオリジナル。それぞれの出店者が趣向を凝らした、見た目も華やかな絶品かき氷を、ぜひ澄んだ空気の中でお召し上がりください。
超軟水の「仙水」の氷で作るかき氷は、口当たりが良く、ほのかな甘みを感じることができる
そして、自然が豊かな額田地区は、知る人ぞ知る高級米「ミネアサヒ」の産地です。冷たくきれいな水と昼夜の寒暖差が、粘りと甘みのある極上の米を育んでいます。生産量が少なく三河以外にはあまり流通していないので、岡崎に来て食べたり、購入したりする機会がありましたら、一度試していただければと思います。
インタビューの続きはりぶる本誌でご覧ください
月刊誌「りぶる」では、女性ならではの視点で
しなやかな発想で世の中を見つめ
国際情勢から政治、経済、日常の身近な問題まで、
幅広い話題をわかりやすく解説します。
発行日 | 毎月15日発行 |
---|---|
年間購読料 | 3,800円 (税・送料込) |
定価1部 | 320円 (税込) |