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日本遺産 歴史を紡ぐ
日本初「旅ブーム」を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅

静岡県(藤枝市、静岡市)
令和2年度日本遺産認定

日本初の「旅ブーム」を引き起こしたのは、十返舎一九(じっぺんしゃいっく)の滑稽本『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』と、歌川広重(うたがわひろしげ)が描いた浮世絵『東海道五十三次』でした。「ガイドブックの原点」ともいわれる滑稽本や浮世絵に惹(ひ)かれ、自由な移動が制限されていた江戸時代でも、人々は物見遊山気分で旅に出掛けたのです。東海道の「真ん中」に位置し、富士山の美しい眺めが広がる駿州には、当時の景色や名所が今も残り、滑稽本や浮世絵に描かれた旅を楽しむことができます。

薩埵峠からの富士山の眺望は「東海第一」と称され、弥次さん喜多さんの時代から有名だった

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