10月27日に投開票が行われた第50回衆院総選挙では、わが党公認の当選者191人のうち、14人が初めての国政議席を獲得。政治への信頼回復、そしてこの国を前に進める推進力として大変期待がかかっています。厳しい選挙戦を小選挙区で勝ち抜いた東京16区・大西洋平氏を紹介します。
「東京都庁で当選証書を授与される大西洋平氏(中央右)
都庁で受けた当選証書の重み
東京都江戸川区の大部分で構成される東京16区は、平成24年からわが党が議席を守り抜いてきました。この選挙区で今回、初当選を果たしたのが大西洋平氏です。父である大西英男前衆院議員が引退を表明したことに伴い、後継候補として地元から推薦され、大西氏は立候補を決意しました。
大西氏は、江戸川区生まれ江戸川区育ち。これまで江戸川区議を3期務めてきました。その後、父の秘書として国政に触れ、「地元と国のパイプとして尽力したい」と今回の選挙に立候補し、野党候補ら5人による激戦を勝ち抜きました。
選挙戦では、より有権者に近い所から支援を直接呼び掛けられるようにと、連日、自転車遊説を展開。選挙期間中の総走行距離は優に500kmを超え、東京~大阪間以上の距離を期間中に走破し、江戸川区内の有権者一人一人に支援を呼び掛けてきました。
今回の選挙戦で、有権者から厳しい声を多く寄せられたことに対し、大西氏は「多くの厳しい声を頂くが、まったくその通り。その厳しい声を受け止め、新しい政治をつくっていくのは、新人である自分にしかできない」と、国政にしがらみのない新人の自分だからこそ、改めるべきは改め、新しい政治をつくっていくことができると強調し、自身への支援を訴えました。
令和3年の東京都議選では243票差で惜敗を喫した大西氏。その時受けられなかった当選証書を、今回、衆院小選挙区の当選者として東京都庁で授与されました。当選証書を手にした大西氏は、「都庁で当選証書が授与されるのは小選挙区で勝ち抜いた候補だけ」と、その重みをかみしめ、国政で国民の負託に応える決意を新たにしています。