10月27日に投開票が行われた第50回衆院総選挙では、わが党公認の当選者191人のうち、14人が初めての国政議席を獲得。政治への信頼回復、そしてこの国を前に進める推進力として大変期待がかかっています。厳しい選挙戦を小選挙区で勝ち抜いた千葉10区・小池正昭氏を紹介します。
「自ら退路を断ちつつも不安の中にある私を多くの方々が支えてくれた結果」と、当選の御礼と感謝を伝える小池正昭氏
選挙戦と防疫の両立
千葉県の銚子市、成田市、旭市、匝瑳市、香取市、神崎町、多古町、東庄町から構成される千葉10区。これまで同区は、林幹雄前衆院議員が10期・31年にわたり議席を守ってきました。
今回、林前議員が引退を表明し、後任を選ぶ公募により選出されたのが、小池正昭氏です。小池氏は、千葉県成田市議を経て、平成23年の千葉県議選で初当選し、4期目で、党千葉県支部連合会の政務調査会長を務める等、重責を担っていました。小池氏は、林議員の引退を受けた公募に応募。後継候補として千葉10区選挙区支部長に選ばれ、わが党公認・公明党推薦候補者として選挙戦を戦い、わが党に対し有権者から厳しい視線が寄せられる中、立憲前職に1643票差で勝利し、見事同区から初当選を決めました。
これまで成田市選挙区から選出されていた小池氏は、成田市以外の地域では知名度も低く、その克服が課題でした。これを引退した林前議員の全面的な協力の下、成田市以外の地域でも着実に支援の輪を広げていきました。選挙戦の期間中に、今シーズン国内2例目となる鳥インフルエンザの感染が香取市で確認。これに対し、適切な防疫措置を要請する等、選挙戦と並行して、県連政調会長としての経験も生かし、第一次産業を守る政策を着実に推し進めました。
当選を決めた小池氏は、「本格的な運動に入ってから1カ月弱。 自ら退路を断ちつつも不安の中にある私を多くの方々が支えてくれた結果」と、支援者に感謝を伝えました。早速、投開票日翌日から駅頭に立ち当選の御礼を伝えると、逆に当選を祝う多くの言葉を受け、改めて自身が選挙期間中に訴えた政策の実現に向けて取り組んでいかねばと、気を引き締めました。