石破茂総裁(左5人目)の下、結束を誓い合う新たな党役員。
左から平井卓也広報本部長、小泉進次郎選挙対策委員長、菅義偉副総裁、鈴木俊一総務会長、石破総裁、
森山裕幹事長、小野寺五典政務調査会長、関口昌一参院会長、松山政司参院幹事長、小渕優子組織運動本部長
石破茂新総裁の選出に伴い、9月30日に総務会が開かれ、新たな党役員人事が決定しました。石破総裁は早期の衆院解散について言及しており、わが党は解散総選挙と、来年の参院選の必勝に向けた強力な新体制の下、一致結束して政権運営に当たります。
石破総裁の下での新たな党役員では、最高顧問を創設。これまで総裁や副総裁を務めた麻生太郎衆院議員が就任しました。新たな副総裁には元総理・総裁の菅義偉衆院議員が就きました。
党運営の要となる幹事長には森山裕衆院議員が就任。これまで、国会対策委員長や、選挙対策委員長、総務会長を歴任し、豊富な党務の経験を生かし、選挙勝利に向けた指揮を振るいます。
総務会長は鈴木俊一衆院議員が務めます。鈴木総務会長は令和元年9月から1年間総務会長を務めており、再任となります。
政務調査会長には小野寺五典衆院議員が就任し、衆院総選挙に向けた公約作成に取り組みます。
選挙対策委員長には総裁選にも出馬した小泉進次郎衆院議員が就き、衆院総選挙、参院選に向けて最前線に立ちます。
組織運動本部長は2年振りに小渕優子衆院議員が再任。広報本部長は平井卓也衆院議員が留任した。国会対策委員長には坂本哲志衆院議員、幹事長代行には福田達夫衆院議員がそれぞれ就任しました。
参院自民党も役員人事を行い、松山政司参院幹事長、石井準一参院国対委員長が再任しました。
早期の解散総選挙 国民の信頼回復に全力挙げる
「10月27日衆院解散総選挙」の意向を記者会見で示す石破茂総裁
石破総裁は総務会後に行われた新役員の記者会見の冒頭、「10月1日、国会の首班指名で総理に選出されれば、速やかに組閣し、政権を発足させる」とした上で、「新政権はできる限り早期に、国民の審判を受けることが重要。10月27日に衆院の解散総選挙を行う」と表明しました。早期に解散総選挙の時期に言及する理由については「全国の選挙管理委員会で準備を進める観点」と指摘しました。
これを受けて、新役員の会見では、早期の解散総選挙が行われることを踏まえ、各役員が抱負を述べました。