両国の紛争につながる大変危険な行為と強く非難する小野寺五典党安全保障調査会長
党国防部会(部会長・黄川田仁志衆院議員)、外交部会(部会長・藤井比早之衆院議員)、安全保障調査会(会長・小野寺五典衆院議員)、外交調査会(会長・中曽根弘文参院議員)は、8月29日、合同会議を開き、中国軍機による領空侵犯について政府からの説明を聴取しました。
政府の説明によると、今月26日、中国軍の情報収集機が、長崎県五島市の男女群島沖のわが国領空を、11時29分から11時31分頃の約2分間にかけて侵犯しました。これに対し、自衛隊は、航空自衛隊西部航空方面隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させ、中国軍の情報収集機に通告および警告を実施。中国軍機はその後、わが国領空周辺から離脱しました。
政府は、この中国軍機によるわが国領空の侵犯は、わが国の主権の重大な侵害であるだけでなく安全を脅かすものであり、全く受け入れられないとして、同日夕方、岡野正敬外務事務次官が施泳(しえい)在京中国大使館臨時代理大使を外務省へ召致。極めて厳重に抗議するとともに、再発防止を強く求めました。これに対して、中国側からは、本国に報告するとの反応がありました。また、・・・