総裁選の日程を決めた8月20日の総裁選挙管理委員会
総裁選挙管理委員会(委員長・逢沢一郎衆院議員)は8月20日、任期満了に伴う総裁選の日程を9月12日告示、同27日に議員投票・開票することを定め、同日に行われた総務会で了承されました。これに先立つ8月14日に岸田文雄総裁は記者会見し「自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くこと」として、総裁選に出馬しないことを表明。わが党は9月27日に党所属議員による議員投票と、党員・党友による党員投票によって、第28代となる新たな総裁を選出します。
総裁選の日程を公表する逢沢一郎総裁選挙管理委員長と中谷元同委員長代行
今回の総裁選は任期満了に伴うもので、総裁公選規程に基づいて実施されます。議員投票は1人1票で8月20日現在の党所属国会議員は367人。過去2回の総裁選は新型コロナウイルス感染対策のため都内のホテルで行われましたが、今回は党本部8階ホールで27日に議員投票を行い、党員投票と同時に即日開票されます。
総裁公選規程で定められた党員投票の選挙人は、日本国籍を有する20歳以上で、前2年(令和4年、同5年)の党費・会費を納めた党員、自由国民会議会員、国民政治協会会員ですが、今回はそれに加えて特例措置として、令和5年に新たに党費・会費を納入した党員等(18歳・19歳の者も含む)にも選挙権を付与することも、20日の総裁選管で方針を定め、同日の総務会で了承されました。
総裁選の日程を発表した逢沢委員長は記者団に対して「開かれた総裁選」として過去最長となる15日間の選挙戦を行い、国民に対して広くわが党の政策を訴えていく重要性を強調しました。