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長距離自然歩道「みちのく潮風トレイル」5周年・「東海自然歩道」50周年

全国に10ある長距離自然歩道一覧。総延長は約2万7千キロメートル。東北自然歩道は「新奥の細道」、東北太平洋岸自然歩道は「みちのく潮風トレイル」、四国自然歩道は「四国のみち」、九州自然歩道は「やまびこさん」の通称で親しまれています=環境省サイトより

地域活性化・復興にもつなげる

本年は「みちのく潮風トレイル」の全線開通5周年、わが国最初の長距離自然歩道である「東海自然歩道」の完成50周年を迎える長距離自然歩道にとってのメモリアルイヤーです。長距離自然歩道とは、国土を縦断・横断・循環する歩道で、四季を通じて手軽に楽しく安全に、優れた風景地等を歩くことにより、沿線の豊かな自然・歴史・文化に触れ合うとともに、健全な心身の育成を図るもの。環境省が設定し、自治体が整備・管理を行っています。

長く歩く旅の浸透を図る

みちのく潮風トレイルの青森県八戸市ルート。同市蕪島にあるトレイルの「北の玄関口」看板=環境省サイトより

長距離自然歩道の意義について伊藤信太郎環境大臣は、3月19日の記者会見で「大臣就任以来注目しているアドベンチャートラベルの優良事例。また、地域活性化や健康増進、人間性の回復、ウェルビーイングにもつながる」と強調。その上で「自治体や民間企業とも連携し、長距離自然歩道の利用推進や、長く歩く旅の浸透を図っていく」と語りました。
全長1千キロメートルを超えるみちのく潮風トレイルは、令和元年6月に全区間が開通し、海外メディアにも注目されています。リアス式海岸の特長ある東北の太平洋沿岸の風景や地域の文化を東日本大震災による津波の記憶と共に未来に引き継ぐことを狙いとしています。昨年、宮城県石巻市や女川町のトレイルを歩いた伊藤環境大臣は「今後さらにもっと多くの人に歩いていただき、地域の活性化や東日本大震災からのさらなる復興にもつながることを期待している」と述べました...

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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