お知らせ「自由民主」先出し長野県

自由民主8面コラム「思わず食べたい私の推しメシ」
若林 健太衆議院議員
北信州の郷土料理「ひんのべ」

郷土料理「ひんのべ」

若林 健太衆議院議員

「ひんのべ」は、長野県北信州に伝わる郷土料理です。冬になると登場回数が増えて、体全体を温めてくれます。雪降る前に収穫してあった大根やねぎ等の野菜と、小麦粉の生地を薄く伸ばしたものを手で引っ張ってちぎり、鍋に入れます。引っ張ってちぎることからひんのべと呼ばれ、味はすいとんと同じですが、生地がよりツルっとして汁が染み込んでおいしいです。
他にも粉ものでいえば、「おやき」も小麦粉で大根やナス等の野菜を包んで作ります。中山間地が多く、限られた農地で栽培される多彩な食材を工夫しながら生まれた郷土料理なのだと思います。
冬には公民館等で地域の皆さんが集まる機会にひんのべが振る舞われたりします。大人数でよもやま話をしながら食べるとよりおいしく感じます。いてつくような寒い冬に、欠かせない脇役として紹介させていただきました。

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