本田 太郎衆議院議員
私の推しメシは、地元である京都府丹後地域に古くから伝わる郷土料理「丹後ばらずし」です。祭りや祝い事等の"ハレの日"に頂く味わい深いばらずしは、他では味わえない最高のご馳走です。
食べ方は、「まつぶた」といわれる浅い木箱に、酢飯を敷き、その上に甘辛く煮つけ細かくほぐしたサバのおぼろ、しいたけ、錦糸玉子、紅しょうが、かまぼこ、季節の野菜等を彩りよく散らし、切り分けて食べます。完成した姿はまるで宝箱のような輝きがあります。
地域によっては、サバのおぼろを使わない五目ずし風やご飯の中に具材が入っているもの、さらに、すし飯におぼろを挟み2段や3段に構成されているもの等、見栄えや味にはそれぞれの個性があります。
美味しさだけでなく、風土や歴史を味わえる料理として私の心をつかんでいます。ぜひ一度、京都府丹後地域を訪れ、その魅力を堪能してみてください。