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日台関係強化へ歴史的な一歩
日台与党間2プラス2を党本部で開催

日台関係強化へ歴史的な一歩 日台与党間2プラス2を党本部で開催

日台2プラス2に臨んだ4者(左から國場幸之助党国防部会長、堀井巌党外交部会長、羅致政立法委員、郭国文立法委員)

堀井巌党外交部会長と國場幸之助党国防部会長は7月27日、台湾の与党・民主進歩党(民進党)の羅致政(らちせい)立法委員(国会議員、外交担当)、郭国文(かくこくぶん)立法委員(同、国防担当)と党本部で面会。地域情勢や経済、日台交流等について意見交換を行いました。本会合を「日台与党間2プラス2」と位置付け、今後の日台間の協力体制等について協議。今後も継続し開催していくことで一致しました。

わが国で初会合

「2プラス2」は双方の外交担当と防衛担当が参加する2国間協議の枠組み。わが国と台湾は国交がないため政府間ではこれまで行われていません。
そのため、わが党と台湾与党・民進党でそれぞれ外交・防衛分野の政策責任者を務める4者の会合を「日台与党間2プラス2」と位置付け、令和3年8月、オンライン形式にて初開催。同年12月に2度目のオンライン会合を経て本年3月21日、堀井、國場両部会長が訪台し台北市で対面形式による初会合を行いました。
通算4度目となった今回は、羅、郭両立法委員が来日し、わが国で初となる会合が開かれました。
わが国と台湾は共に地域の平和と安全に責任を有し、自由・民主主義・法の支配といった基本的価値を共有しています。ロシアによるウクライナ侵略により国際社会が緊迫する中、堀井部会長は「日本と台湾の与党間で、外交や防衛政策等、さまざまな分野で率直な意見交換をすることは極めて有意義」とし、國場部会長は今回の会合について「歴史的な大きな一歩」と意義を強調しました。

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