自由民主1面コラム「幸響」
島尻　安伊子　広報本部新聞出版局次長

FIBAワールドカップ

いよいよFIBAバスケットボールワールドカップが始まる。会場は史上初の3カ国での開催、フィリピン、インドネシアそして日本。日程は本年8月25日から9月10日。これまでに世界各国で予選が行われ、本戦に出場する32チームが決定している。日本会場では、8カ国のチームが熾烈（しれつ）な戦いを繰り広げる。ファイナルはフィリピンで行われるが、この間、バスケファンのみならず、世界中の老若男女が、国のプライドをかけた世界トップレベルのゲームを寝る間も惜しんで「声出し応援」するに違いない▼日本での会場は東京ではなく、沖縄県沖縄市にある「沖縄アリーナ」。桑江朝千夫（さちお）沖縄市長の執念で完成した、1万人収容可能のアリーナである。現在、日本一の設備内容を誇る。この予算確保にはかなり苦労したのを覚えているが、今回のワールドカップ開催会場に選ばれたことで全て報われた▼日本代表のNBAプレーヤー、渡邊雄太選手、八村塁選手等の世界最高峰がどんなゲームを見せてくれるのか、今から楽しみだ。

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