例えば就職について考えてみましょう。現在、日本の失業率は、若い人でも、全て年齢でも、世界の主要国の中で最も低い水準にあります。これは、日本は若い人に「仕事がある国」。やりたい事がやれる、辞めても次の仕事を見けられる国という事です。
前の民主党政権では、15歳から24歳の失業率は8~9%前半でした。2014年(安倍政権)の統計では6.3%となっています。つまり、政権交代後、劇的に若者の就職状況が改善しているのです。
「自分の1票では何も変わらないでしょ。ムダムダ!」と思っている若い人も結構いると聞いています。でも、皆さんが投票に行かない事で、例えば、「若い人の就職をしっかり後押しできない政権」、「耳触りの良い事ばかり言って日本の将来の事を考えられない政権」等が誕生したら、皆さん自身の就職や生活に大きな損害を与えることになります。
「この1票が自分の将来につながる」という意識を持って、経済が得意な政党や政治家を、皆さん自身の就職機会を増やしてくれる政党や政治家をじっくり吟味して選んで頂ければと思います。今回、皆さんが得た「投票する権利」をムダにしないでください。
主要国 | 全年齢 | 15~24歳 | 25~34歳 |
---|---|---|---|
日本 | 3.6% | 6.3% | 4.6% |
アメリカ | 6.2% | 13.4% | 6.5% |
イギリス | 6.2% | 16.3% | 6.0% |
フランス | 9.9% | 23.3% | 12.0% |
ドイツ | 5.0% | 7.8% | 5.8% |
スウェーデン | 7.9% | 22.9% | 7.7% |
イタリア | 12.7% | 42.7% | 18.6% |
スペイン | 24.4% | 53.2% | 26.8% |
(資料出所)OECD Labor Force Statistics 2014